それでも今買うなら15よりも16e!
iPhone 15シリーズでAppleのAIプラットフォーム『Apple Intelligence』を利用できるのは、15 Proと15 Pro Maxのみ。それより下位の機種ではApple Intelligenceを利用することはできない。
となると、なるべく費用をかけずにApple Intelligenceを使ってみたいという人の選択肢は16eだけになってしまう。
15が16eに勝る点としてカメラ性能が挙げられる......と言いたいところだが、16eのツーインワンレンズは2倍の光学ズームを可能とし、画素数も15と同等。そのあたりでもスペックが拮抗しているため、わざわざ15を選ぶ意味は薄いだろう。もちろん、プロセッサー性能は現時点の最新ナンバーを搭載している16eに軍配が上がる。
テクノロジーメディアからは「高い!」と言われてしまっている16eだが、他の機種と比較してみるとやはり16eは「廉価版iPhone」といえそうである。(澤田真一)