元中日ドラゴンズ監督の立浪和義氏が2025年3月2日、公式ホームページを通じて誹謗中傷への対応を発表した。
「可能な限りあらゆる手段を用いて断固たる措置を実行する所存」
立浪氏の公式ホームページのトップ画面に、24年12月にエージェント契約を結んだ「オフィスビバーチェ」の樋口陽介社長名義で「立浪和義に対する 誹謗中傷行為への対応につきまして」との書面を公開した。
「TwitterやInstagramなどのSNS、匿名掲示板、インターネット記事などで立浪和義への誹謗中傷、虚係の情報、憶測および事実無根の投稿、プライバシーを侵害する投稿などが、見受けられるようになっております」
こうした問題について、「このような節度を越えた違法・不当な行為に対しては、脅迫罪、名誉毀損罪、業務妨害罪、並びに、その他の犯罪についての刑事告発を行うなどして刑事上の責任を追及するとともに、民事上の不法行為責任等も追及せざるを得ないと考えています」とした上で、具体的な対応についても厳しい意向を示した。
「対象となるアカウントのブロックや凍結申請、発信者情報開示請求によって判明した作為または不作為を行った者の公表を行うなど、弊社顧問弁護士と協議の上、可能な限りあらゆる手段を用いて断固たる措置を実行する所存です」
「明らかに行き過ぎなものもあった」の声
立浪氏をめぐっては、「ミスタードラゴンズ」として親しまれた現役時代から監督時代に渡るまで、野球への姿勢や指導法などがたびたびインターネット上でも注目を集めた。SNSでは立浪氏のいわゆるコラ画像などが拡散されることもあった。
今回の発表を受け、Xでは「立浪法的措置するのか。明らかに行き過ぎなものもあったし当然と言えば当然だな」「発言の節度は考えるべきだし、長年批判の的になってた立浪さんが表立って行動するのは今後の良い指針になりそうだね」など、厳しい対応を支持する声が寄せられた。