球界に激震...7球団で14人がオンラインカジノ利用を申告 「山岡泰輔だけ名前を公表」には疑問も

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   日本プロ野球機構(NPB)が2025年2月27日、12球団でオンラインカジノ利用の調査を行ったところ、7球団14人の選手、関係者がオンラインカジノを利用していたことを発表した。

  • 球界のオンラインカジノ問題の行方は…(写真はイメージ)
    球界のオンラインカジノ問題の行方は…(写真はイメージ)
  • 球界のオンラインカジノ問題の行方は…(写真はイメージ)

オリックス山岡泰輔が活動自粛に

   調査の発端はオリックスが21日に発表したリリースだった。チームの主力選手である山岡泰輔が過去に、オンラインカジノのポーカーゲーム大会に参加していたが判明。本人は違法行為と認識していなかったという。

   球団はコンプライアンス違反の疑いがあるとして、山岡に活動自粛を命じたことを発表。この事態を受け、NPBが全球団に聞き取り調査とオンラインカジノを利用した選手や関係者に自主的に申告するよう呼び掛けていた。

   海外では合法の国があるが、日本で賭博行為は違法だ。一方で、オンラインカジノは少し前にCMで宣伝が流れていた。ゲームアプリの課金のような感覚で行った選手、関係者がいただろう。どのような経緯でオンラインカジノに手を染めたのか気になるところだ。

戦力の再編成を迫らせる可能性

   球界関係者はNPBの調査方法にも疑問を呈する。

「コンプライアンス違反の疑いがある14人は現時点で、実名で公表されていない。山岡だけ実名で公表され、活動自粛を命じられることは公平性を欠いているように感じます。それなら、山岡の名前を出さずに全球団が調査を終えた時点で発表する形にするべきだったのでは」

   今後の発表で選手のみならず、関係者も名前を公表するのか。そして、どういう処分が下されるのか。

   思いがけないトラブルに見舞われた各球団は戦力の再編成を迫らせる可能性が出てきた。(中町顕吾)

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