棒状のバッテリーも話題 Xでは絶賛の声
さらにこの製品、外部の記録媒体に頼らない230GBの内蔵ストレージを搭載している。
通常のデジカメはSDカードがなければ撮影できないか、内蔵ストレージがあっても微々たる程度だったりする。が、Sigma BFはそうしたものに最初から頼らない設計だ。
また、Sigma BFのバッテリーもちょっとした話題になっている。
これは棒状のバッテリーだが、なんと電池蓋というものがない。言ってみれば、バッテリーの底面が蓋の代わりになっている。にもかかわらず、Sigma BFは防塵防滴仕様で小雨くらいなら問題ないそうだ(防水仕様ではない点に注意)。なお、Sigma BFの直販価格は38万5000円。
そんなSigma BFに対して、Xでは「美しい!」「ロマンに満ち溢れている」「このデザインのまま、プロトタイプ止まりではなく正式発売に踏み切った点に日本メーカーの気概を感じる」といった肯定的なポストが相次いでいる。
かつての日本は魅力的なガジェットを次々に輩出していた国。Sigma BFをきっかけに「モノづくり大国日本」の復権も起こり得るのだろうか。今後の販促に大きな期待のかかる製品である。(澤田真一)