高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ 吉本芸人も巻き込まれたオンラインカジノ、実は解禁遠くない?IRの動向に注目だ

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   オンラインカジノをして警視庁の事情聴取を受けたとして謝罪した人気お笑いコンビ、令和ロマンの高比良くるまさんが、2025年2月19日から当面、芸能活動を自粛すると自身のSNSで発表した。活動自粛はさぞかし無念だろう。

  • カジノが合法化されれば、そのオンライン版も…(写真はイメージ)
    カジノが合法化されれば、そのオンライン版も…(写真はイメージ)
  • 高比良くるまさん(左)がオンラインカジノの関与を認めて謝罪した(写真は令和ロマンのYouTubeチャンネルから)
    高比良くるまさん(左)がオンラインカジノの関与を認めて謝罪した(写真は令和ロマンのYouTubeチャンネルから)
  • カジノが合法化されれば、そのオンライン版も…(写真はイメージ)
  • 高比良くるまさん(左)がオンラインカジノの関与を認めて謝罪した(写真は令和ロマンのYouTubeチャンネルから)

オンラインカジノは「国内において行われている」と解釈→違法に

   現時点での法的な整理は、警察庁のサイトを見ればすぐ分かる。そこには、「オンラインカジノを利用した賭博は犯罪です!」というタイトルの下に、「オンラインカジノ 国内ではオンラインカジノに接続して賭博を行うことは犯罪です。「知らなかった」では済みません!」とある。

   刑法は、日本国内において罪を犯したすべての者に適用される(刑法1条)。これは、「属地主義」(国内で犯された犯罪に対しては行為者の国籍を問わず自国の刑法を適用する)という考え方だ。

   そこで、日本人が海外旅行の際に、海外のカジノにおいてプレー(賭け)をする行為は明らかに賭博行為なのだが、属地主義により現地で合法ならば、日本の刑法違反にならない。

   しかし、オンラインカジノは「国内において行われている」と解釈され、オンラインカジノに接続すれば違法になるわけだ。

姉妹サイト