プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のチーム「KADOKAWAサクラナイツ」が公式サイトで2025年2月26日、所属雀士の岡田紗佳さんについて、約1か月前のオンライン配信中に「不適切な発言」をしたとして改めて謝罪した。
Mリーグ公式リポーターを務めていたフリーアナウンサー・伊藤友里さんへの発言がSNS上で賛否を呼び、その後に伊藤さんは降板を発表したと報じられている。
関係者への誹謗中傷は「厳に慎んで頂きますよう」
サクラナイツは監督名義で、岡田さんについて「2025年1月24日のオンライン配信中に不適切な発言をしてしまいましたこと、ならびにチームとしての監督不行届について改めてお詫び申し上げます」と発表した。これまでの対応は、
「事案発生直後より岡田紗佳選手からも伊藤友里さんへ直接謝罪をしたいという申し入れがあり、チームとしても謝罪の場を設けられるよう関係各所と調整をしておりますが、まだ伊藤友里さんが体調不良とのことで、現状叶っておりません」
と説明。伊藤さんの所属事務所「セント・フォース」とは事案の発生直後から現在に至るまで状況を共有し、解決に向けて協議を重ねているという。その中では謝罪文を提出、受領されたとも明かした。サクラナイツは下記のようにコメントしている。
「今回の件について、 インターネットおよびSNS上では伊藤友里さんへの心配の声だけでなく、伊藤友里さんへの誹謗中傷や岡田紗佳選手およびチーム関係者への誹謗中傷なども散見されております。 そのような行為は厳に慎んで頂きますようお願い申し上げます。
今後、このようなことが繰り返されぬよう、チームとして全力で取り組んで参ります。引き続き、KADOKAWA サクラナイツをよろしくお願い申し上げます」
約1か月前にも「不適切な発言」を謝罪
サクラナイツ公式YouTubeが1月24日に行った生配信では、岡田さんが、伊藤さんのインタビュー姿を別室で見ながら「ハキハキしゃべれんかねぇ」「麻雀のことわからんくせに」と呟いていた。
Xでも動画が拡散されて賛否を呼び、岡田さんは25日に「全部私が悪いです。不快に思った全ての方、本当にすみませんでした。反省します」「本人はXをやっていないので、後日直接謝罪致します」などと投稿した。
サクラナイツも27日に公式サイトで、名指しはしない形で、生配信における所属選手の「不適切な発言」を詫びた。「また、私たちチームスタッフもその場で適切に対応できなかったことを重く受け止め、深く反省しております」などとし、再発防止に努めるとしていた。29日には、問題の動画について公開停止を発表した。
複数メディアによれば、伊藤さんは2月15日、同番組を降板するとインスタグラムのストーリーズで報告。「ありがたいことに、復帰を待っているとの声を届けてくださる方もいた中申し訳ないのですが、体調の回復の見通しがたたないため、いったん番組を降板したいと申し出、受け入れていただきました」などと書き込んでいたという。
【岡田紗佳選手の発言についてのご報告とお願い】
— KADOKAWAサクラナイツ???? (@kadokawa_sk) February 26, 2025
本件につきまして、皆様にご報告とお願いがございます。
詳細は添付画像をご覧ください。
なお、こちらの文章は公式サイトにも掲載しております。https://t.co/cKsZEJCACY pic.twitter.com/6q6cDFPgLX