安住委員長も苦笑...自民・丹羽秀樹議員の小噺が面白過ぎる

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   自民党の丹羽秀樹衆院議員が2025年2月26日に行われた衆院予算委員会で、「高校無償化の意義」に関する質問の際に披露した小ばなしがネットで注目を集めている。

  • 小噺に議場から笑いが起きた(写真はイメージ)
    小噺に議場から笑いが起きた(写真はイメージ)
  • 小噺に議場から笑いが起きた(写真はイメージ)

「高校の学校の先生に非常に感謝してございまして」

   丹羽氏は26日、「今後目指すべき高校のあり方について議論させていただきたい」とし、「高校無償化に関する議論」への注目度の高さに言及した。

   「所得制限の撤廃や給付額の金額の話ばかりで、最も大切な部分が抜けてるんじゃないかっていう風に思っております。それは高校教育の意義についてどのように考えてるかということでございます」とした。

   ネット上で注目を集めているのは、石破茂首相や阿部俊子文科相らの答弁を受け、丹羽氏が語った学生時代のエピソードだ。

   「名古屋の方の私立の高校」出身であり、「高校の学校の先生に非常に感謝してございまして」と切り出した丹羽氏。

「自分の息子、先ほど話に出しましたけど......私も高校時代勉強しなかったんですよね」

「丹羽君は学校のゴミのよう」

   「で、本当に成績が悪くてですね。ふた月に1回は、母親が学校に私と一緒に呼ばれまして、指導室みたいなとこで先生に叱られた記憶がございまして」と、たびたび厳しい指導を受けていたという。

「もう最後の方は先生に『このまま行くと、丹羽君は学校のゴミのような』っていうことを言われて。うちの母親がそれ、怒りましてですね。『先生はそうおっしゃいますが、秀樹は我が家のホコリです』って言いましてですね」

   丹羽氏は「それ一緒なんじゃないか? と思って、軌道修正して政治家を志すきっかけにもなったんじゃないかなという」と当時を振り返り、「非常に特色のある高校でございました」とまとめた。

   軽妙な語り口で「ゴミ」と「ホコリ」をかけたエピソードを繰り出した丹羽氏には、議場から笑いが上がった。

   衆院予算委員長の安住淳氏も、思わずといった様子で笑いを漏らしていた。

「新たな働き方改革を家の中で進めている児童もいるな」

   「母譲り」のユーモアを見せた丹羽氏だが、その息子もなかなかの腕前のようだ。同日、丹羽氏は息子のエピソードでも笑いをとっていた。

「うちの子もですねえ、高校生なんでございますが。勉強しないんですよね。で、こないだの夏もずっと家ですね遊んでばっかだったんで、さすがに私は父親として怒りまして。『子どもの仕事は勉強だぞ』って怒ったんですよ」

   しかし、息子からは「パパ、そう言うけど、僕仕事うちに持ち込まないから」とまさかの言葉が返ってきたという。

   丹羽氏は「さすが言うことが違うのかな、っていう風に思っております。新たな働き方改革を家の中で進めている児童もいるな、っていう風に最近思っております」とし、笑いをとっていた。

   丹羽氏の答弁の様子はSNSでも拡散され、「漫談で身を立てるのも出来そう」「面白いけど、これなんの話してんだろって思いましたw」など、面白がる声が相次いでいる。

   丹羽氏は名古屋の名門・東海高校の出身で、AKB48の大ファンとしても知られる。J-CAST ニュースでも、2014年のインタビューでアイドルへの思いを語っていた。

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