「実際にすべてが明らかになりつつある」
同メディアによると、コルニーロフ氏は「実際にすべてが明らかになりつつある。井上陣営と前向きな話し合いを始めている。井上が予定する5月の試合など、井上の試合についていろいろな話をしており、(アフマダリエフが)9月14日に日本で試合をするという話もある」と明かしたという。
アフマダリエフは23年12月に行われたWBA世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦を制し、井上への指名挑戦権を獲得。その後、井上との対戦はなく、24年12月にWBA同級暫定王座決定戦に勝利し、暫定王者となった。
井上への指名挑戦権を獲得してから1年以上経っても試合が実現しないことから、アフマダリエフは苛立ちを募らせ、「ザ・リング」が1月30日に掲載したインタビュー記事の中で、井上を挑発した。
「ザ・リング」の取材に対し、アフマダリエフは「明確な道筋があるのなら構わない。しかし、『次の試合、次の試合』と言われ続け、その間に試合を追加し続けることはできない。そうでなければ、井上はWBAのベルトを返上するべきだ」と主張したという。
アフマダリエフは16年リオデジャネイロ五輪のバンタム級で銅メダルを獲得。18年3月にプロに転向し、プロ戦績は13勝(10KO)1敗。