「なぜああいう発言をしてしまったのか、今でも自分ではよく分かってない」
物議を醸した発言については、「自分としてはなぜああいう発言になったかは分からないんですが。つい、いつも選手と話す話し方を、ついついあの場で話してしまった」と説明した。
安原氏は「年齢の差、立場の差、そういう垣根を外して常に選手とはフレンドリーに接してきたつもりでした」という。
「それがなぜああいう場で、自分でもちょっと......。ああいう場所でレースできたっていう高揚感もありまして。もうなぜああいう発言をしてしまったのか、今でも自分ではよく分かってないですし、『馬鹿なことしてしまったな』と悔やんでおります」
肩を落とした安原氏は「悔やんでも悔み切れないことではありますが」としつつ、理事長職を退くと報告。JBCFの今後については、こう話した。
「理事長をはじめ、理事も若い人に入っていただいて、これからもJBCFは選手と、そういう立場の人間が垣根無く接していけるような団体であり、なおかつ、観戦者の皆様にも楽しんでいただけるようなJBCFの大会にしてもらうように、後の人間に託していきたいと思います」
動画の最後は「このたびは、私の発言で不快に思われた方には、本当に申し訳ないなと思っております」とした上で、「今後もJBCF、全日本実業団競技連盟をよろしくお願いします」と再度頭を下げた。