周囲の状況に左右されず、自分の基準で納得感ある企業選びを
――これほどハイペースで企業の選考が進むと、学生の本分である勉強に差しさわりがあります。勉強と就職活動の両立をどう図っていけばよいのか。また、納得感のある企業選びに結び付けるにはどうしたらよいか、学生たちにアドバイスとエールをお願いします。
栗田貴祥さん 企業の選考活動の早期化により、学業との両立が難しくなるケースもあり、早期に内定を得た学生は安心感を得る一方で、準備不足で選考に臨む学生も多いという話も聞こえてきます。学業と就職活動のバランスを取ることが難しいと感じ、早期の選考に戸惑う学生も多いようです。
ただ、26卒の学生の皆さん現時点でまだ内定を得ていないからといって焦る必要はありません。就職活動で一番大事なのは、早いタイミングや多くの企業から内定を得ることではなく、自身の基準で納得のいく就職先を見つけることです。
周囲の状況に左右されることなく、自分らしい選社基準を磨きこんだうえで、納得感のある企業選びを進めていただければと思います。