【2026年卒就活生】2月1日内定率40%の超ハイペース 専門家がアドバイス「焦る必要ナシ」「自分の選社基準を磨きこめ」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   2026年卒大学生・大学院生の就職活動がかつてないハイペースで進んでいる。

   リクルートの就職・採用関連の研究機関「就職みらい研究所」が2025年2月18日に発表した「就職プロセス調査(2025年卒)『2024年5月1日時点内定状況』」によると、2月1日時点での内定率が39.3%と、昨年同月時より約15ポイントも上回っている。

   焦らずにしっかりと就活を進めるにはどうしたらよいか。同研究所所長の栗田貴祥さんに聞いた。

  • さあ、面接頑張ろう(写真はイメージ)
    さあ、面接頑張ろう(写真はイメージ)
  • (図表1)就職内定率の推移(2013年卒~2026年卒)(リクルート就職みらい研究所作成)
    (図表1)就職内定率の推移(2013年卒~2026年卒)(リクルート就職みらい研究所作成)
  • (図表2)内定取得企業の業種(リクルート就職みらい研究所作成)
    (図表2)内定取得企業の業種(リクルート就職みらい研究所作成)
  • (図表3)就職活動でAIを活用したか(リクルート就職みらい研究所作成)
    (図表3)就職活動でAIを活用したか(リクルート就職みらい研究所作成)
  • 栗田貴祥さん(本人提供)
    栗田貴祥さん(本人提供)
  • さあ、面接頑張ろう(写真はイメージ)
  • (図表1)就職内定率の推移(2013年卒~2026年卒)(リクルート就職みらい研究所作成)
  • (図表2)内定取得企業の業種(リクルート就職みらい研究所作成)
  • (図表3)就職活動でAIを活用したか(リクルート就職みらい研究所作成)
  • 栗田貴祥さん(本人提供)

前年同月を15ポイント上回る最速の内定早出し

   就職みらい研究所の調査(2025年2月1日~7日)は、2026年卒業予定の大学生929人と大学院生347人の合計1276人が対象。

   2月1日現在の内定率(大学生のみ)は39.3%(前年比15.4ポイント増)と、現行の就活スケジュールになった2017年以降で最高となった【図表1】。理系が44.3%で、文系の37.1%を大きく引き離した。また、男性が41.4%で、女性の37.0%を上回っている。

   内定取得企業数の平均は1.88社。2社以上から獲得した人が41.¥1%に達した。内定取得企業の分野別では、情報通信業(32.4%)がダントツ1位、次いでサービス業(17.5%)、製造業(機械以外、12.1%)、小売業(11.8%)と続く【図表2】。

   スタートダッシュの早さを反映して、進路確定率も20.6%と前年比を6.5ポイント上回っている。また、就職活動にAIを活用したかを聞くと、2月1日時点で活用した経験がある学生は56.0%だった【図表3】、

姉妹サイト