プロボクシングの元世界2階級制覇王者の亀田大毅氏(36)が2025年2月20日にユーチューブを更新し、23日(日本時間)にメキシコ・ティファナで行われるルイス・ネリ(メキシコ、30)対亀田京之介(TMK、26)戦の結果を予想した。
「正直すごく分が悪い。かみ合いも悪い」
ネリはバンタム級とスーパーバンタム級の2階級を制覇した元世界王者だ。過去に世界タイトル戦で体重超過の失態を犯したことなどから、日本のボクシングファンの間では「悪童」として知られる。
24年5月には、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、31)に挑戦し、6回TKO負けを喫した。初回に左フックでダウンを奪う見せ場を作ったものの、その後、井上の逆襲にあい、計3度のダウンを喫し、完敗した。
一方の京之介は大毅氏のいとこで、現在WBAとWBOのフェザー級ランキングで15位に入っている。今回の試合は、124ポンド(約56.2キロ)契約の10回戦で行われ、57.1キロのフェザー級リミットを下回る体重となる。
現役時代、京之介とともにトレーニングをした経験を持つ大毅氏は、「(京之介は)リーチも長いし、身長も大きい」と前置きし、こう続けた。
「でも、正直すごく分が悪い。かみ合いも悪い。京之介は、(相手が)前に来られると弱い。ネリは突進してくる。なりふりかまわずブンブン振ってくる。その突進に耐えられるボクシングができるか。ネリはサウスポーなので、ジャブが入りにくい。動きも、特殊な動きをする。井上(尚弥)選手も、出会いがしらで(パンチを)食らうくらい、パンチがどこから飛んでくるか分からない。もしかしたら、その1発で取り返しのつかないことになるかもしれない」
「5ラウンド以内にネリのKO」
そして、「自分の予想とは違う」とした上で、京之介が勝つパターンを予想。
「京之介が勝つケースは、距離をしっかり取って、(懐に)入らせないボクシングをするケース。それか、(ネリは)振りが大きいから、その間にボディーを入れる。そこしかないと思っている。勝つならば、3ラウンド以内。後半は絶対にないと思う。1ラウンドとかに、ある程度(ネリの動きを)見破って、ガードをしながらボディーだけをとらえれば、全然KOできると思う」
8度の世界タイトル戦を経験し、フライ級とスーパーフライ級の世界2階級を制覇した大毅氏。いとこの試合にも忖度することなく「京之介のアドバンテージはひとつだけ。体重だけ」と断言し、次のように勝負の行方を予想した。
「5ラウンド以内にネリのKO(勝利)。ボディーで効かせて上(顔面)かもしれないし、上で効かせてボディーかもしれない。たぶん(京之介が)倒れるでしょうね。京之介は打たれ強いので倒れないかもしれないが、(レフリーの)ストップがある。ネリはスタートゆっくりだと思うので、3、4、5ラウンドくらいかな」
試合に先立って11日に行われたフェイスオフ(対戦する両者が対面すること)では、ネリが亀田に殴りかかろうとするなど、乱闘騒ぎを起こした。両者がヒートアップする動画がインターネット上で世界中に拡散されたこともあり、ネリ対亀田戦は大きな注目を集めている。
Luis Nery swings at his opponent Kyonosuke Kameda during their face-off.
— Ring Magazine (@ringmagazine) February 10, 2025
[???? Zanfer Boxing] pic.twitter.com/o6DM8vPScZ