ドジャース「日本人3銃士」はうらやましくない 「韓国のイチロー」が地元メディアに私見「我々は代表チームで」

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    韓国メディア「OSEN」(ウェブ版)が2025年2月17日、大リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツに所属する「韓国のイチロー」こと、イ・ジョンフ外野手(26)の特集記事を組んだ。

  • イ・ジョンフ選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
    イ・ジョンフ選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
  • イ・ジョンフ選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

キム・ヘソンは大谷翔平とチームメイトに

    記事は「ドジャース日本人3銃士『うらやましくない』...イ・ジョンフの反応『キム・ハソン、キム・ヘソンと代表チームで団結すればいい』」とのタイトルで公開された。

    昨オフ、佐々木朗希投手(23)がポスティングシステムを利用し、ロッテから大リーグのロサンゼルス・ドジャースに移籍。大谷翔平選手(30)、山本由伸投手(26)に次ぐ、3人目の日本人投手の誕生となった。

    一方、韓国出身の大リーガーは、イ・ジョンフの他に、タンパベイ・レイズのキム・ハソン内野手(29)や、昨オフ、ポスティングシステムを利用してドジャースに移籍したキム・ヘソン内野手(26)らがいる。

    キム・ハソンは、24年シーズンまでサンディエゴ・パドレスに所属し、フリーエージェント(FA)でレイズに移籍。米メディアによると、2年総額2900万ドル(約45億円)で契約したという。

    キム・ヘソンは、24年シーズンまで韓国プロ野球(KBO)リーグのキウム・ヒーローズに所属し、オフにポスティングシステムを利用してドジャースに移籍した。韓国でも人気の高い大谷とチームメイトになったことで、国内で大きな注目を集めているという。

「まずは韓国から多くの選手がアメリカに進出してほしい」

    イ・ジョンフ、キム・ハソン、キム・ヘソンは、それぞれ韓国代表を経験しており、23年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に韓国代表の主力として出場した。

    記事では、「ドジャースには日本人スターたちが集まっている。大谷翔平、山本由伸に続き、昨オフに『完全試合投手』佐々木朗希までドジャースと契約し、メジャーリーグに進出した。3人がドジャースのユニフォームを着て並んで座った写真に、日本人ファンたちは興奮を隠せなかった」とした。

    そして、韓国出身大リーガーの現状に触れ、イ・ジョンフのコメントを紹介した。

    「まずは韓国から多くの選手がアメリカに進出してほしい。たくさん挑戦してほしい。挑戦して悪いことはない。アメリカに来て野球がもっと伸びるかもしれない。ハソンさんもそうだし、ヘソンさんもそう。2人と同じチームでプレーできたらもっと良かったけど、チームが違えば韓国のファンもいろんな試合を観戦しながら多くの選手を知ることができるので良いかもしれない。私たちは、代表チームで一緒にプレーすればいい」

    KBOリーグで2度、首位打者のタイトルを獲得して23年オフにジャイアンツに移籍したイ・ジョンフ。大リーグ1年目の24年シーズンは、5月12日のレッズ戦で左肩を痛めて戦線離脱した。結局、1年目は37試合の出場に留まり、打率.262、2本塁打、8打点、2盗塁に終わった。

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