亀田和毅は「IBF王者とかみ合う」「チャンスある」 元世界2階級制覇が断言、王座獲得なら井上尚弥戦に現実味

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   プロボクシングの元世界2階級制覇王者・畑山隆則氏(49)が、2025年2月17日にまでに公開されたユーチューブ動画「渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 ぶっちゃけチャンネル」に出演し、世界2階級制覇王者・亀田和毅(TMK、33)の次戦に言及した。

  • 亀田和毅選手(本人インスタグラムより)
    亀田和毅選手(本人インスタグラムより)
  • 亀田和毅選手(本人インスタグラムより)

「レオはそんなにテクニックのある選手でもない」

   IBF世界フェザー級1位の亀田は、IBF同級王者アンジェロ・レオ(米国、30)の指名挑戦者で、5月に挑戦する可能性が高い。

   レオは20年8月にWBO世界スーパーバンタム級王座を獲得。21年1月に行われた同王座の初防衛戦で、挑戦者スティーブン・フルトン(米国、30)に0-3の判定負けを喫し王座から陥落した。

   その後、階級を1つ上げ、24年8月にIBF世界フェザー級王者ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ、31)に挑戦。10回KOで王座を奪取し、世界2階級制覇を達成した。

   亀田との対戦が実現すれば、同王座の初防衛戦になる。

   このような状況を踏まえ、畑山氏は「新チャンピオンのアンジェロ・レオは、亀田和毅とかみ合いますよ」断言し、その理由について言及した。

   「そんなにテクニックのある選手でもない。確かにパワーは、そこそこあるが、スピードはそんなにあるわけでもない。どちらかといったら打ち合い。ガードを固めながら打ち合う選手なので、亀田とは相性が合うと思う」

「向かってくる相手は、亀田は得意」

   レオは、プロデビュー以来、無傷の20連勝でWBO世界スーパーバンタム級王座を獲得した強豪で、プロ戦績は25勝(12KO)1敗。右構えの好戦的なボクサーで、過去に、亀田とスパーリングをした経験があるという。

   畑山氏は、亀田とレオそれぞれのスタイルを分析した上で、両者の相性について、こう語った。

   「(亀田が24年8月に対戦した)ドラミニみたいにやりにくい選手ではないので、かみ合うと思う。向かってくる相手は、亀田は得意なので。相手に(前に)来てもらって、下がって戦う方が彼的には戦いやすい。キャリアは、和毅の方が倍近くやっている」

   そして、番組スタッフから「チャンスはある?」と問われると、「あると思います」と即答した。

   また、動画に出演した元WBA世界ライトフライ級王者の渡嘉敷勝男氏(64)は、亀田の今後について、次のように解説した。

   「(亀田が)フェザー(級)のチャンピオンになれば、井上(尚弥)チャンピオンが(フェザー級に)上がってきたときに、戦うチャンスがあるということ」

   亀田の世界タイトル戦が実現すれば、19年7月のWBC世界スーパーバンタム級王座統一戦以来の世界のリングとなる。

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