中日・根尾昂は「危機感持って中継ぎをやるべき」 元DeNAヘッド助言...「できないと、もうそろそろ」

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    プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(66)が、2025年2月12日までにユーチューブを更新し、中日・根尾昂投手(24)について言及した。

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「根尾を生かすのならば、単発で瞬発力のあるところで」

    22年シーズンに野手から投手に転向した根尾。22年は中継ぎ中心となり、24試合に登板して先発は1試合のみだった。

    先発を目指した23年シーズンは、2試合に登板してそれぞれ先発した。24年シーズンは3試合の登板で、先発は1試合だった。

    スポーツ紙の報道によると、井上一樹監督(53)は、根尾の25年シーズンは中継ぎで起用する方針を明言したという。

    高木氏は、25年シーズンの中日の戦力を独自に分析した上で、根尾の「配置転換」について、次のように持論を展開した。

    「野手は心配なのがキャッチャーだけで、むしろ心配していない。やっぱりピッチャー。その中で、根尾が配置転換で中継ぎという。先発ピッチャーはどうなるのか。意外にいる。根尾を生かすのならば、単発で瞬発力のあるところで使った方が、彼の魅力が出てくるのではないかな」

    そして、根尾の3年間の投手生活を振り返り、こう続けた。

「最初からいいポジションなんて、与えられるわけはない」

    「根尾のポジションといえば、中継ぎのほうが、チャンスが出てくる。先発ローテーションとか、先発の一角を取ろうとしたら、今年もファームなのかという感じはする。中継ぎと考えるとチャンスは広がる。そこらへんは、井上監督もチャンスを与えるために、中継ぎのほうがいいなと思っての発言だと思う。適性はリリーフだと思う」

    24年シーズンは最下位に沈んだものの、チーム防御率2.99はリーグ4位だった。課題は得点力不足の解消で、投手陣は打撃陣に比べ安定した力を発揮した。新戦力を含め、先発陣は他チームに劣らない戦力を誇る。

    高木氏は、投手転向4年目となる25年シーズンを「勝負の年」と位置付け、次のように語った。

    「中継ぎもできないのかとなってくると、『もうそろそろ』というのは考える。根尾も中継ぎを、危機感を持ってやるべき。最初からいいポジションなんて、与えられるわけはないから、まず最初は、敗戦処理に近いようなポジションから上がっていくしかない。それを分かってやらないと、間違いを起こす。『なんでだよ』と不満を持つようならば、1軍に上がらない方がいい」

    スポーツ紙の報道によると、根尾は中継ぎとしての準備はできていると明言したという。12日に沖縄・読谷で行われたDeNAとの練習試合では、4番手に登板し、1回1失点だった。

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