人材サービスは、一体感のある組織で面白がって仕事をする
――上位50社に目を広げると、まだ少数ですが、リクルートをはじめクイック、パーソルキャリア、ビズリーチなどの人材サービス会社が並みいる総合商社、コンサル会社に引けをとらずランクインしていることが新しい傾向と感じました。こうした企業はどういう特長、風土を持っているのでしょうか。
広報担当者 人材サービスのランクイン企業からは、組織体制・企業文化の特徴として、経営理念やビジョンが社内に浸透し、社員が一丸となって仕事に取り組んでいる点を挙げるクチコミが見られました。
一体感のある組織のもとでは、自分の仕事の意義を理解しやすくなるだけでなく、社会や顧客への貢献につながっていることが実感でき、働きがいにつながることが考えられます。こんなクチコミが特徴的です。
リクルート「企業規模が大きいにもかかわらず、働く側のマインドや目指す方向性をしっかりと事業起点で浸透させていることに関しては、ものすごいことだなと感じる」(営業)
クイック「みんなが一つの経営理念やミッションに向けて頑張ろうとするような企業文化はあります」(Web)
パーソルキャリア「グループビジョンである『はたらいて、笑おう』を顧客に価値提供できたエピソードをプレゼンする全社イベントが年一回あり、普段は異なる事業部で働く社員のエピソードも聞くことができる。全社一丸となってビジョンに向かって顧客に価値提供しようとしている姿勢が感じられ、この組織の一員でよかったと働きがいを感じる」(営業)
ビズリーチ「会社が掲げるミッション・ビジョン・バリューが事業や制度、組織においても体現されていると感じる。それに共感ができる人であれば、納得感ややりがいを持って働ける、かつ、組織にも馴染みやすいのではないかと思っています」(ビジネス開発)