主催者は、「課外活動担当者から許可」と説明したが...
今回のミスコンも学園祭とは別に行われ、そのあり方がネット上でも大きな話題になった。2月9日には、まとめサイト「togetter」でも、京大が大学名の使用を許可しておらず物議を醸したなどと取り上げられた。
こうした騒ぎを受け、主催者の京大ミス•ミスター事務所は12日夜、Xのアカウントを立ち上げ、これまでの経緯を説明した。
それによると、大学名の使用については、23年12月に確認したところ、大学の課外活動担当者から「京都大学の学生が運営するサークルの京都大学の名義使用は問題ない」と言われたとした。しかし、今回の指摘を受けて、広報課との確認を再度進めていることを明らかにした。
サイトを運営するエイジ•エンタテインメントは主催者ではなく、同事務所では、学園祭には参加していないがミスコンの企画は続行しているという。ミスコンの出場者は、インスタグラムやスカウトなどで募集し、諸事情から人数が減って2人になり、決選投票のような形を取ったとしている。
今回のミスコンについて、京大の広報課は、J-CASTニュースの取材に対し、主催者とされた京大ミス•ミスター事務所は、大学の非公認団体だと説明した。そのうえで、大学名の使用については、次のように答えた。
「非公認団体については、大学の名義は使えないことになっています。許可するかは、申請の内容によりますが、基本的には、公認団体しか使えません。今回については、名義使用を認めていません。現在は、様々な部署と相談しており、確認しながら対応を検討しています」
J-CASTニュースでは、12日から京大ミス•ミスター事務所とエイジ・エンタテインメントに取材を申し込んでいる。回答が届き次第、追って伝える。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)