常日頃から守備の重要性を説く阿部監督
打撃不振に陥っても、守備能力が高い選手は我慢して起用されるため、チャンスの数が増える。
レギュラーを張る坂本勇人、岡本和真、吉川尚輝、丸佳浩の共通点は、守備能力が高いことだ。坂本は昨年109試合出場で打率.238、7本塁打、34打点と振るわなかったが、三塁の守備では再三好守を見せてゴールデングラブ賞を受賞した。
巨人の昨年の58失策はリーグで最少だった。阿部慎之助監督は常日頃から守備の重要性を説いている。実戦が続く中で、若手たちは信頼を取り戻す守備を見せてほしい。(中町顕吾)