GACKT、鶴瓶広告めぐる対応から問題提起 「スシローがまともな判断を下したのは良かったが...」

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   歌手のGACKTさんが2025年2月9日、回転寿司チェーン「スシロー」が落語家・笑福亭鶴瓶さんの広告を順次再開すると発表し謝罪した件について、Xで持論を展開した。鶴瓶さんは、芸能界を引退した中居正広氏宅でのバーベキューに参加していたとして1月末に同社の公式サイトから姿を消していた。

  • GACKTさん(2015年撮影)
    GACKTさん(2015年撮影)
  • GACKTさん(2015年撮影)

「そもそも、その場に居合わせただけで批判されるのなら...」

   GACKTさんは「スシローがまともな判断を下したのは良かったが、この問題は本質的に解決したわけではない」と書き出し、

「そもそも、その場に居合わせただけで批判されるのなら、広告に関わる人間は『他人との付き合いをやめろ』ということになる。こんな風潮が広がれば、社会全体が萎縮し、本来あるべきコミュニケーションすら成り立たなくなる」

と持論を展開。また、

「曖昧なモラルがルール化され、それが当たり前になっていく。それは本当に正しいことなのか?」「潜在的に問題があるとされる人物と関わっただけでバッシング。どこまでいけば、この異常な流れは止まるのか?」

と疑問を投げかけた。さらに、

「日本に蔓延する足の引っ張り合いと、拡張され過ぎたモラル。完璧な人間などいないのに、社会全体が完璧を求め、不完全さを許さない。この風潮が、経済停滞や増税、さらには社会の活力低下につながっていくことは明白だ」

と嘆き、「『おかしな日本、狂った日本』がこれ以上加速しないために、今こそ考えるべきじゃないか?」と問題提起している。

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