80~90年代の名車よみがえる トヨタ「スープラ」にホンダ「プレリュード」、マツダ「RX-7」は姿変えて

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子育てを終えて懐かしのデートカーを

   ここに挙げたクルマたちは、例外なく80年代から90年代にかけて登場したスポーツカーやスペシャリティーカーだ。当時の若者の「デートカー」だった。

   その若者たちが子育て世代となった2000年代以降はスペース効率に優れたミニバンやSUVが人気となった。

   そんな80~90年代の若者が子育てを終え、そろそろ仕事がリタイヤを迎えるころ、タイミングを見計らって登場したのが86やスープラ、そしてプレリュードなのだろう。

   日産がフェアレディZとGT-Rを少量ながらも継続して生産しているのは、知名度が高く、同社を象徴するイメージリーダーだからだ。

   子育てを終え、リタイヤを迎えた世代が、昔懐かしいスポーツカーの新型を退職金で買ったとしてもおかしくない。同世代の筆者もその一人で、自分の青春時代を振り返り、新型を買う気持ちはよくわかる。

   販売台数としては決して多くないが、一世を風靡した名車の復活は、これからも続くのではないか。

(ジャーナリスト 岩城諒)

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