スタジオジブリ「去ってほしい社員の条件」貼り紙にネット騒然 実はニデック永守氏も言及...その謎を追った

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   アニメ制作会社「スタジオジブリ」(東京都小金井市)の社内で、「去ってほしい社員の条件」と題した貼り紙が出されていると、X上で写真が投稿され、これはジブリの社訓なのかと関心を集めている。

   貼り紙について、同社は実際、代表取締役議長の鈴木敏夫氏(76)のプロデューサー室入口に貼ってあると取材に明らかにした。もし社訓なら「ジブリっぽくない」との声もネットで上がっているが、果たしてその真相とは――。

  • スタジオジブリのサイト
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  • 鈴木敏夫氏(写真:Shutterstock/アフロ)
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「ジブリっぽくない」「皮肉として掲示では」と論議に

   貼り紙の写真は、ジブリの社内に貼ってあるとして、2025年2月5日にXで投稿された。

   写真を見ると、「去ってほしい社員の条件」として、次のような7条件が直筆らしき縦書きで清書されていた。

「一、知恵のでない社員 一、言わなければできない社員 一、すぐ他人の力に頼る社員 一、すぐ責任を転嫁する社員 一、やる気旺盛でない社員 一、すぐ不平不満を云う社員 一、よく休みよく遅れる社員」

   この投稿には、8000件以上の「いいね」が集まり、様々な憶測や意見が書き込まれている。

   7条件について、もし社訓だった場合、「こんなものがあったら士気が下がる」「マイナスにしかならない」と否定的な声が多かった。一方、アニメ作品や鈴木プロデューサーらのイメージから、「ぜんぜんジブリっぽくない」として、「皮肉、反面教師として掲示したのだと思います」との指摘も出た。

   投稿には、Xユーザーが背景情報を提供するコミュニティノートが付けられている。朝日新聞の記事を引用しており、そこでは、鈴木氏は、訪れた会社で落ちていたものを拾ったとドワンゴ会長の川上量生氏に明かしたとするドワンゴ社員の話が紹介されていた。鈴木氏は、「これを飾っていた会社は潰れたんですよ」と笑って話し、川上氏が気に入って会長室にも貼ったという。

   この話題について、スタジオジブリの広報担当者は7日、現在も鈴木氏のプロデューサー室に貼ってあるとJ-CASTニュースの取材に明らかにしたうえで、その経緯について説明した。

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