「全国で2社、地場産業としては最後の1社」国産爪楊枝メーカーに注目 「安い爪楊枝等使えなくなる」の声も

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事務所・倉庫・作業場が全焼する被害も乗り越え

   大阪府河内長野市の地場産業で国産つまようじの製造を手掛ける同社は、かつて取扱量では日本一と言われ、国内シェア95%を占めていたという。しかし、昭和50年代以降、コスト圧縮のため生産拠点を中国へ移転するメーカーが増え、日本国内で流通するつまようじの多くが中国製となった。

   地場産業の存続に注力してきた同社だが、21年10月には周辺の田んぼのワラ焼きの火が燃え移り、事務所・倉庫・作業場が全焼するという被害に遭っていた。当時、現社長が4代目として先代の後を継いでからわずか1ヶ月の出来事だったといい、存続をかけてクラウドファンディングを行った。

   6日の投稿は、1.2万回以上リポスト(拡散)され、10万「いいね」が寄せられるなど大きな反響を集めた。

   「どこで売ってるのかと聞かれるのでお知らせしておきます」とし、「うちはオーダーで作る事が多く卸しが大半なので皆さまが店頭で見る事は無いんですが、細々とネット販売はしております! この箱のタイプは卸ししていないので店頭ではありません」と説明した。

   自社サイトのほかAmazonやYahoo!ショッピングに出店しているといい、「ちなみに全部自社発送なので注文が入ったら事務所から送ります! 送料込みです! 楽天市場には出店してませんので今出てるのは転売ヤーです!」と注意喚起を行っている。

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