「世の中に浸透してない状況では特別対応は難しい」
24年のパリ五輪・ボクシング女子66キロ級で、性分化疾患により男性の特徴であるXY染色体を持つと報じられていたイマネ・ヘリフ選手の出場が波紋を広げていた件を受けての「青木さん的にはスポーツとかだとやはり男性の方ででるべきだと思いますか?」との質問には、「出るかどうかは内性器の状況によると思いますね、、」と回答した。
「間違えてたら申し訳ありませんがオリンピックに出てた彼女は恐らく成長期から男性化していく性分化疾患だと思うので、女性の大会に出るのは私は反対派です」
自身について「私の場合は成長期から男性ホルモンが欠乏し声変わりが起きず胸が発達し現在のようになったため、筋力的に男性の大会に出ると圧倒的に不利になります。スポーツテストも同年代女性のほぼ平均値でした」とするも、「ですが私も女性の大会は出ない方が良いです」。
「スポーツテストの結果的にも恐らく数値的には問題無いと思いますが、性分化疾患と言う疾患が世の中に浸透してない状況では特別対応は難しいと思うんですよね」とし、「なので性分化疾患の方はスポーツ大会は 今の状況では出ない方が良いと思います」と持論をつづった。
「ホルモンの数値測定だったり色々と精密検査とかして それなら文句言われない! みたいな時代が来るまでは混乱を避ける為に出場はしない方が良いと思います!」
野球企画で注目を集めた青木さんだが、「私自身、男性ホルモンが欠乏して行く影響で野球部の練習や周囲との差について行けなくなり絶望し高1の秋に部活を辞めてしまいました」という。
「それでも野球は好きなので今でも定期的に練習してますが この前中学時代のチームメイトと会って投げる球のスピード対決したら私が89キロで彼が128キロとかでした」と明かし、「彼は13年間野球を何もやってないのにこの記録でした。複雑な気持ちではありますが性分化疾患によってここまで変わります」と実体験をつづっている。
Y染色体があっても性分化疾患の場合
— ??青木歌音?? (@memory_kanon) February 6, 2025
女性仮性半陰陽だったりアンドロゲン不応症だったり5α-還元酵素欠損症などの方々がいて、その方々は何も問題なく女性として出生届を出して女性として生きていますので、Y染色体=男って判断は控えた方が良いと思います。
私には何言っても大丈夫です!!!!! pic.twitter.com/HhxuO0g0NL