暗号資産、満足度が高いのはどれ? トランプ政権の「黄金時代がやってくる」政策は追い風になるか

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初心者向けか、プロ向けか...サービス充実度の違い

――また、取引額が多い取引所・販売所の上位は、「bitFlyer」「Coincheck」「SBI VCトレード」「楽天ウォレット」になっています。それぞれどういう特長があるのでしょうか。

担当者 bitFlyerは、日本で歴史のある取引所の1つであり、セキュリティー面が強固です。しかし、取引手数料が安くはありません。

Coincheckは、取引手数料が比較的安く、取引所の現物取引では手数料が無料となっています。しかし、レバレッジ取引(口座に預け入れた証拠金を担保に、証拠金の最大2倍の金額を取引できる)はサービスの提供が終了しているためできません。

SBI VCトレードは、SBIグループの取引所で、多様な金融商品を取り扱っていることが特長です。しかし、取り扱い銘柄の種類が少なめです。

楽天ウォレットは、楽天グループの取引所で、楽天ポイントで銘柄の購入ができます。しかし、取り扱い銘柄の種類が少なめです。

――なるほど。それぞれ一長一短があるのですね。ところで、取引所・販売所の総合満足度では1、2位が「GMOコイン」「メルカリのビットコイン取引サービス」となっています。2つとも取引額の上位には出てきませんが、どんな特長があるのでしょうか。

担当者 GMOコインは、GMOインターネットグループの取引所で、取り扱い銘柄が豊富です。入出金時に手数料がかからない反面、最低取引量が大きめに設定されているため少額取引にはあまり向いていません。

メルカリのビットコイン取引サービスは、メルカリのユーザー基盤を活かしており、メルカリアプリでビットコインの売買が可能です。しかし、取り扱い銘柄が限られています。

――取引所・販売所の取引額の多い順位と、総合満足度が一致しないのはどういう業界の事情があるからでしょうか。自動車や電化製品などでは、よく売れる人気商品は満足度も高い傾向がありますが。

担当者 高い満足度を得ている取引所は、初心者向けのサービスが充実していたり、サポート体制が充実していたりする一方で、プロ向けの高度な機能が不足している場合があります。

ほかにも、取引手数料が安いことや一時的なキャンペーンや施策、SNSや口コミサイトでの評判も関係しているかもしれません。
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