マイナンバーカードと運転免許証の一体化 メリットの裏に落とし穴...なくしたら超面倒なことに

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「免許自慢」もできなくなる!?

   それは、紛失した場合だ。

   従来の免許証であれば、地元の免許センターに行けば最短で即日発行される。しかしマイナンバーカードはそうではなく、警察の遺失届の提出のほかに「1か月ほど待たなければならない」という大きな手間が発生する。

   自治体にもよるが、マイナンバーカードの発行にかかる時間はおおむね1か月~1か月半。

   このあたりの煩わしさを指摘する声が、すでにXでも上がり始めている。

   また、運転免許証をマイナンバーカードと一体化すると「券面だけではその人がどのような免許を持っているのか分からない」ことも起きる。

   マイナンバーカードと運転免許証の一体化について、警視庁公式サイトには次のように書かれている。

マイナンバーカードの券面には、免許情報(免許種別、有効期間など)が表記されないため、マイナ免許証に記録された免許情報を読み取る場合には、マイナポータルにログインするか、「マイナ免許証読み取りアプリ」を利用する必要があります。

   そのため、自分がMT(マニュアル)免許を持っていることを彼女に自慢しようと思っても、マイナンバーカードだけではそれがわからない――なんていう声も。「俺はこんなにたくさん運転免許を持ってるんだぞ!」と披露したい男性にとっては、もしかしたらプライドに関わる仕様かもしれない!?(澤田真一)

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