架空のネタ大学「国際信州学院大学」が電話番号の運用を終了へ「電話したい方は今月中に」アナウンスに笑い

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   設立125周年を迎えるとうたう「国際信州学院大学」公式Xが2025年2月3日、電話番号の運用を2月末で終了すると報告した。

  • 実在しない「国際信州学院大学」。2025年には年賀メッセージも出していた(写真は「国際信州学院大学」のXから)
    実在しない「国際信州学院大学」。2025年には年賀メッセージも出していた(写真は「国際信州学院大学」のXから)
  • 電話番号をめぐる告知が話題だ(写真は「国際信州学院大学」のXから)
    電話番号をめぐる告知が話題だ(写真は「国際信州学院大学」のXから)
  • 実在しない「国際信州学院大学」。2025年には年賀メッセージも出していた(写真は「国際信州学院大学」のXから)
  • 電話番号をめぐる告知が話題だ(写真は「国際信州学院大学」のXから)

「電話したい方は今月中にこちらにお電話ください」

   国際信州学院大学公式Xは、「昨今の通信手段の多様性を踏まえ、本学の電話番号の運用を2月末で終了します。3月以降は電話が不通になります」と報告した。

   「本学の電話番号は050-5438-6933です。(自動音声応答)」とし、「電話したい方は今月中にこちらにお電話ください」と呼びかけた。

   大学の電話番号が不通となるというのはなかなか珍しいケースだが、実はこの「国際信州学院大学」は実在していない。

   1月1日には「本学は今年で設立125周年を迎えます。なお、本学広報課がネットでの広報活動を開始してもう7年になります」と伝えていた同校。

   公式サイト「本学の歴史」では、1900年に長野県安曇野市に設立されたとしているが、実際にこのネタ大学が「開校」したのは2018年1月のこと。ネット掲示板「5ちゃんねる」ユーザー達が、偽の公式サイトや教員のSNS、校歌などを続々と制作し始めたのだ。

   きっかけは、5ちゃんねるの「ニュー速VIP」板に1月下旬に立った、「受験シーズンだし(中略)架空の大学を作って受験生釣ろうぜ」といったタイトルのスレッドだ。ここに集まったユーザー達が協力し、大学名や学校の歴史を決定。その上で、偽の公式サイトや教員のSNSなどを作り始めたのだ。

   実際に電話番号も開通しており、公式サイトによる案内では「5カ国語対応自動音声で案内します。合否確認(日本語のみ)もできます」と伝えていた。

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