高校野球「7回制」導入は英断?元巨人ヘッドコーチ異論、「慣れると将来的につまづく心配」

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「東京ドームで試合するのもいいんじゃないか」

   元木氏が「高卒からアメリカに行こうという子」と表した選手は、東京・桐朋高校の森井翔太郎内野手(18)だ。

   森井は高校通算45本塁打、投手としては最速153キロを記録し、二刀流高校生として注目されていた。日本のプロ球団から高い評価を受けながらも、今オフに大リーグのオークランド・アスレチックスとマイナー契約を結んだ。

   7回制導入が検討される理由について、酷暑と投手の球数を挙げた元木氏。打開策として、日本高野連が自前で球場を建設するなどの案を提示し、この他にドーム球場での開催などの案にも言及した。

   「東京ドームだったら東京ドームでやって、試合するのもいいんじゃないか。いろいろなことがあるとは思う。メリット、デメリットが出てくると思う。でも、何かしら変えていかなくてはいけない。ただ、野球のルールは変えてほしくないというのは俺の中である。小学生、中学生は7イニングで終わるが、そこから伸びていくわけだから。大学とかプロとか上の野球を目指していくわけだから」

   24年夏に甲子園球場で開催された第106回全国高校野球選手権大会では、酷暑を避ける目的で、試合を午前と夕方に分ける2部制が初めて実施された。

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