高校野球「7回制」導入は英断?元巨人ヘッドコーチ異論、「慣れると将来的につまづく心配」

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   プロ野球巨人の元ヘッドコーチで野球解説者の元木大介氏(53)が2025年2月3日にユーチューブを更新し、高校野球の7回制導入について自身の見解を示した。

  • 高校球児の聖地・甲子園球場
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「9イニングという野球に慣れさせなければいけない」

   スポーツ紙などの報道によると、高校野球の7回制導入について、日本高等学校野球連盟(日本高野連)が夏の酷暑対策や健康面などの配慮を含めて議論しているという。

   社会人野球では、すでに一部で7回制が導入されている。プロ野球では試合の時間短縮が課題となり、日本ハムの新庄剛志監督(52)が「7回にしてほしい」などとコメントしたという。

   大阪・上宮高校時代に甲子園に出場した元木氏。夏の猛暑の中、甲子園球場でプレーした経験を踏まえ、「7イニング制はちょっと反対」と切り出し、その理由について、次のように説明した。

   「アメリカだって9イニングするわけでしょ。プロに入ったら。大学もそうだけど。(日本で)高卒からアメリカに行こうという子が出てきているわけだから、9イニングという野球に慣れさせなければいけない。7イニングになったら野球が変わってくる。ピッチャーも。だからクローザーとか。セットアッパーという人たちがいる。そこで仕事をしている人たちがいるところで、8回、9回がないわけだから。それで慣れちゃうと、ちょっと上にいったときにつまづいちゃう心配がある」

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