サウナ関連事業「Habitat」代表・北村功太氏が死去 指摘される1億円超の赤字とアップデートされないアプリ

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

アプリは24年1月15日以降更新されず

   登記簿に記載された主な事業内容は次のとおりだ。

「リラクゼーション及び健康増進等を目的とした店舗及び施設並びに宿泊施設の企画、運営、管理及びコンサルティング」
「フランチャイズチェーンシステムによるリラクゼーション及び健康増進等を目的とした店舗及び施設並びに宿泊施設の経営及び経営指導」
「ソフトウエアの開発、制作、販売及び保守」

   手掛けていた具体的な事業の1つとしては、「温浴施設向けDXツール『habitat』」の開発、提供が挙げられる。これは、提携する温浴施設のチケット購入ができるスマホアプリだ。リリースによると、温浴施設に向けて「顧客の入退店、決済金額などを自動分析」するサービスを提供するとしている。

   22年4月から23年9月までにかけて、6施設との提携開始を発表してきた。しかし、実際にアプリを見てみると、25年2月5日時点では、北海道と岡山県の2施設のみしか表示されていない。

   また、アップルストアの紹介ページには「お得な施設の月間サブスクリプションに登録すると、いつも通っている施設をよりお得に活用できます」とあるが、登録画面は見当たらない。

   「施設の予約・混雑状況確認などの機能を追加予定」とも記載されているが、アップデート履歴を見ると、24年1月15日以降は更新されていないようだ。

   SNSではこうした経営状況やアプリの内容の少なさが指摘され、「謎の会社だ...」「赤字続きって、ホントに大変だろうな...」といった声が寄せられている。

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