スマホを持つ小学生が急増、6年生は6割以上 親の心配は健康、トラブル、個人情報...専門家が3つのアドバイス

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親子で話し合って一緒にルールを作り、罰則も決めておく

――スマホを持たせると、親の心配のタネはつきませんね。専門家としてどういう対策をとったらよいか、アドバイスをお願いします。

水野一成さん 当研究所の調査では、子どもとスマホのルールを決めている親が多いのですが、学年によって異なっています。小中学生の親で共通して多いのが「勝手に課金・ネット購入をしない」でした。また、低学年では「食事中に利用しない」など、場所や利用時間に関する項目が上位です。

学年が上がると「個人情報に関する内容をアップしない」「面識のない人と連絡をとらない」といった個人情報に関する項目が上位となります。

スマホのルールを作る際にこの調査「モバイル社会2024年版 第7章子どものICT利用」を参考にしていただければと思います。
また、ルールを作る際に3点、大切なことがあります。

(1)親と子で話し合い、一緒に作る。
(2)作ったルールを定期的(学年が上がる・長期休みに入る前など)に見直す。
(3)ルールを破った時の対応を決めておく。

ぜひ、こうしたことを参考に、それぞれの親子の関係に合わせて作成いただきたいです。

(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)

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