「ファンは経験不足のピカソと戦うのを見て興奮することはないだろう」
「ボクシングファンは、ラファエル・エスピノサ(WBOフェザー級王者)、ムロジョン・アフマダリエフ(WBAスーパーバンタム級暫定王者)、ブルース・キャリントン(WBCフェザー級1位)といった、パワーがあり、井上を倒すチャンスのある優れた相手と対戦して、井上が奮闘するのを見たいものだ」
井上の次期挑戦者とされるピカソは、24歳と若く、31戦負けなし(1分け)のメキシコのホープだが、これまで世界タイトル戦の経験がない。24度の世界タイトル戦の経験を持つ井上と比較すると、そのキャリアに大きな差がある。
記事では、「井上が米国で戦うなら、ファンが見たいと思うような、井上を倒せる可能性のある相手と戦う必要がある。ファンは、井上が経験不足のピカソと戦うのを見て興奮することはないだろう。井上が本物かどうか確かめるために、身長185センチのラファエル・エスピノサ(WBOフェザー級王者)と対戦させ、この男の身長に対処できるかどうかを見たいのだ」とした。
スポーツ紙の報道によると、ピカソ戦で勝利すれば、その次はWBA世界スーパーバンタム級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン、30)との防衛戦を計画。そして、25年度4戦目に、WBA世界フェザー級王者ニック・ボール(英国、27)との対戦を計画しているという。