幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏が2025年2月4日、XでSNSに関する持論を展開し、実業家のホリエモンこと堀江貴文さんと意気投合している。
「もはや絡むだけ無駄なので......」
箕輪氏は4日、Xで「SNSがバカにも開かれすぎたために双方向性コミュニケーションの弊害が生まれている」と切り出した。
「日本語分からないバカ、誹謗中傷繰り返す暇人、陰謀論信じてるヤバいやつ。もはや絡むだけ無駄なので、一方向コミュニケーションに回帰する。ポッドキャストもそれ」と訴え、インターネットを通じて音声データを配信するソーシャルメディア「ポッドキャスト」を評価した。
箕輪氏は自身の投稿を引用し、「中学受験レベルの現代文を解くことをツイッターの使用条件にしたら大体解決する」と訴えた。
堀江さんは、箕輪氏の投稿を引用し「そしたらつまんなくなるだろ笑」と反論。「Xは境界知能が唯一相手にしてもらえる桃源郷なんだよ。。。」とつづった。
2人のやりとりには、「意識して利用すれば認知バイアスの矯正器具としても優秀」「友達いない人が唯一誰かと繋がる場所ってことも忘れないでほしい」「Xのこの雑多な感じが良いと思う。確かに酷い言葉を吐いている人も多いがこれが世の中なんだろうね。この澱んだドブの中からキラリと光るものを見つけたい」など、各々の「SNS論」が寄せられている。
SNSを「桃源郷」と称した堀江さんの表現には、「凄い名言がでた気がする」「桃源郷(魔境)」といった声もある。
「多くの経営者やクリエイターがツイッターを辞める年になりそう」
箕輪氏は、「今年は多くの経営者やクリエイターがツイッターを辞める年になりそうです。周りでよく聞きます」とも明かし、「755が流行るかもしれない」ともつづった。
「755」とは、堀江さんがかつてサイバーエージェント代表の藤田晋氏と共同で立ち上げた7gogoが展開していた、友達と気軽にトークができるアプリ「755」を前身とするトークアプリだ。755の由来は、堀江さんがライブドア事件で収監された際の囚人番号だという。
7gogoはサイバーエージェントが24年6月に吸収合併を行ったが、現在も芸能人や著名人のトークに対して、だれでも無料で閲覧・フォロー・コメントができるトークアプリ「755」として、著名人らが配信を行っている。
堀江さんは「笑。あれもX風にアレンジしたら流行るのかな」としている。
そしたらつまんなくなるだろ笑。
— 堀江貴文(Takafumi Horie、ホリエモン) (@takapon_jp) February 4, 2025
Xは境界知能が唯一相手にしてもらえる桃源郷なんだよ。。。 https://t.co/GnULK5WOM1