「言わずにいることに限界を...」瀬戸あゆみ、難病「脊髄小脳変性症」を告白 公表理由は「誰かの役に立てたら」

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   モデルでタレントの瀬戸あゆみさん(31)が、2025年2月3日にインスタグラムで、「脊髄小脳変性症」という難病を患っていることを明かした。

  • 瀬戸あゆみさんのインスタグラム(@setoayumi)より
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「リハビリで進行を遅らせていくしかありません」

   瀬戸さんは、「いままで、みなさんにずっと、言えずにいたことがあります。それは、わたしの持病についてです」として、「脊髄小脳変性症」を患っていると明かした。

   瀬戸さんはこの病気について、「運動神経を司る小脳がどんどん破壊・消失してゆき、運動失調を主な症状とする神経疾患の病気」だと説明。「歩行時にふらつく」「手がうまく使えない」「口や舌がもつれて話しづらい」などの症状があるとした。そのほか、インターネットで調べた脊髄小脳変性症の症状として、次のようなものが挙げられると説明した。

「歩行時のふらつきや転倒
手足の細かい動作が難しくなる
発声や言語が不明瞭になる
食物を飲み込みにくくなる
眼球が揺れて視点が定まりにくい
箸や鉛筆をうまく使えなくなる
ろれつが回らない 」

   そのうえで、「今はもうすべての症状が、大小あれどわたしに出てきている感じです」と明かした。

   治療について、「明確な治療法はなく、リハビリで進行を遅らせていくしかありません」とする。24年1月に結婚と妊娠を発表、3月に男の子の出産を報告した瀬戸さん。妊娠、出産を経て生活の中でも動かない時間が長くなってしまったといい、「病気が進んでいってしまった自覚があります」を明かした。

   「発症はいつ、と、断定はできません」としつつ、27歳頃から身体の変化に気づき、病院を受診したという。

「同じような病気の人と、情報交換できたらな」

   病気のことを知っているのは、「家族と、数人の友達と、事務所の大人たちだけ」だったという。公表に踏み切った理由について瀬戸さんは、「もう言わずにいることに限界を感じたから」と説明した。

   瀬戸さんの歩き方などを見て「大丈夫ですか?」と声をかけられることが多くなったとし「他人からの目線が気になって、外に出かけたくない。そうすると、ますます病気が進行してゆく。の、悪循環。だからもういっそのこと、みんなに知っておいてほしい。それが、最初の動機でした」と明かした。

   もう一つの理由として、「同じような病気の人と、情報交換できたらな」とも挙げる。

「もしも同じような病気の人で、子どもを持ちたいと考えている人がいたら。何か伝えられることが、わたしにもあるかもしれない」
「こんなわたしでも、誰かの役に立てたら。そんなに嬉しいことは、他にはありません」

   といい、今後は病気について発信することも増えるとした。

   「今後みんながこの病気のことを知ってくれて、さらに研究が進み、有効性のある根本的治療薬が開発されることを、期待しています」と伝えた。

   最後に、「はー。緊張した。っていうか、してる」と病気の公表にあたっての心境を明かした。

   この投稿に、同様の難病を患っているという人からのコメントや医療関係者だという人からの励ましの声、「公に対して発信するのに勇気があることを伝えてくれて本当にありがとうございます」「心から応援いたします」といった声が寄せられている。

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