「店頭での抽選を主催しましたので、我々の責任」
パソコン工房秋葉原パーツ館を運営するユニットコム(大阪市)の広報担当者は1月31日、取材に対し、前日のビデオカード発売日には、15時の前に並ぶ客もいて、一時は200人以上になったと答えた。
「抽選にカウントしません、無効にします、と説明しましたが、中国の方が多く、なかなか伝わりませんでした。日本語が分かっていても、私どもの話を聞かない方もおられました。20人ぐらいで警備しましたが、15時には、300人ぐらい集まり、近隣にご迷惑をかけてしまいました」
区立幼稚園では、中国人とみられる男性1人がフェンスを乗り越えて園内に侵入したとし、園側がこの男性を確保して裏門から出てもらったという。その後、交通の妨げになるとして、警察が駆け付けて来たとした。15時20分ごろに、店員が店頭での抽選は中止すると告げ、ようやく混乱が収まったとしている。
幼稚園の看板が壊されたことについては、誰がやったのかは分からないとしたものの、こう話した。
「店頭での抽選を主催しましたので、我々の責任になります。幼稚園には謝罪しており、看板については弁償します。店を始めて20年以上になりますが、こんなことは初めてです。今回は、想定外の人が集まってしまいました」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)