殺害予告や誹謗中傷に苦しんだスマイリーキクチ「やられ損で終わらせたくはなくてね」過熱する苦情にも持論

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   インターネット上での殺害予告や誹謗中傷に長年苦しんだタレントのスマイリーキクチさんが2025年1月30日、Xを更新し「デマ」や苦情をめぐる持論を明かした。

  • スマイリーキクチさんのXより(@smiley_kikuchi/一部加工)
    スマイリーキクチさんのXより(@smiley_kikuchi/一部加工)
  • スマイリーキクチさんのX。「板挟みになったスシローさんも今大変でしょう」
    スマイリーキクチさんのX。「板挟みになったスシローさんも今大変でしょう」
  • スマイリーキクチさんのXより(@smiley_kikuchi/一部加工)
  • スマイリーキクチさんのX。「板挟みになったスシローさんも今大変でしょう」

「なぜ人はデマを信じるのか、なぜ真実よりデマが広がるのか」

   キクチさんは1999年、ネット上で身に覚えのない事件の犯人だと決めつけられ、殺害予告や誹謗中傷を受け続けた。その後2009年、脅迫などの容疑で複数人が立件された。キクチさんは、こうした経験を踏まえて全国で講演なども行っている。

   キクチさんは30日、「誹謗中傷されて散々な目に遭ったけれど、やられ損で終わらせたくはなくてね」と自身の経験を振り返った。

   誹謗中傷を受け、「なぜ人はデマを信じるのか、なぜ真実よりデマが広がるのか、なぜ憎しみを共感したがるのかを調べた」というキクチさん。

   「他にも騙す手口、報道の在り方、警察や弁護士の特性など多くをリアルに学んだ。検索より経験の方がよっぽど視野が広がる」とした。

「"お客さまからの声"で不買をちらつかす人は服従させたいだけで支障ない」

   別の投稿では、引退を発表したタレントで俳優の中居正広さんと女性をめぐるトラブルに関連し、中居さんと女性が同席していたバーベキューに参加していたことが報じられている笑福亭鶴瓶さんに関するトラブルにも言及した。

   報道を受け、同じく同席していたタレントのヒロミさんは28日、朝の情報番組「DayDay.」(日本テレビ系)に生出演し、当時の様子を明かした。ヒロミさんの説明ではあくまでも「普通のバーベキュー」だったといい、「鶴瓶さんもいるし僕もいるし。中居も普通にテレビで見てるような中居」としていた。

   ヒロミさんは問題となるような場面はなかったとしていた一方で、30日までにスシローの公式ホームページから鶴瓶さんに関するコンテンツが削除された。鶴瓶さんは23年7月より回転寿司チェーン「スシロー」のイメージキャラクターを務めていた。

   キクチさんは「スシローのHPから笑福亭鶴瓶さんが消えた。広告に出すなという苦情もあれば出せという苦情も。板挟みになったスシローさんも今大変でしょう」とスシローの決定に理解を示しつつ、「"お客さまからの声"で不買をちらつかす人は服従させたいだけで支障ないです。うちの子はコンビニで麦茶を選ぶ時に『つるべししょうのがいい』と言いますよ」とした。

   キクチさんは、自身の経験についてつづった23年9月の投稿も引用している。

「ずーっと昔にネスカフェの缶コーヒーのCMに出演させて頂いた。その時2ちゃんねるの掲示板に殺人犯だとデマを書き込まれて、ネスレさんにも『殺人犯を出すな』といった苦情が殺到。クライアントから事務所に問い合わせがあって事情を説明した。1番酷かった時期、にも関わらず契約期間を延長してくれた」
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