学校集金の不正利用トラブル相次ぐ 部活動費は「見える化」と「キャッシュレス化」で管理を

提供:株式会社PAY ROUTE

   小学校、中学校、高校の学校生活でトラブルになりやすいことのひとつとして、「集金」が挙がる。このところ、学校集金の不正利用について報じられることも少なくない。

   そこで、集金管理を現金でのアナログなやり取りではなく、デジタル化してキャッシュレスにしたらどうだろう。PAY ROUTE(ペイルート)が運営する、部活動管理システム「スクウる。」が、こうしたトラブルを防ぐとともに、集金そのものもラクになりそうだ。

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集金業務が「見える化」されていない問題

   学校集金の横領、不正利用が絶えない。大阪府教育委員会では24年9月、中学校の講師が部活動の部費や学年の積立金、約83万円を横領したことを公表した。青森県の弘前市教育委員会の発表によると24年10月、市内の小学校で保護者から預かった給食費などが不正に引き出され、約154万円が不明になった。さいたま市PTA協議会では、1000万円を超える使途不明金があったことが23年に発覚し、大きく取りざたされた。

   こうしたトラブルはなぜ起こるのか。PAY ROUTE(ペイルート)によると、集金の管理が一部の教師や職員に一任されている点を問題視する。集金業務の管理が特定の人に集中すると、チェック機能が弱まり、不正行為も発覚しにくくなるからだ。

   さらに、集金業務が「見える化」されていない点も問題だという。現金の受け渡しや帳簿の管理が、適切に記録・公開されていない限り、外部からの監視が行き届かなくなってしまう。

   その対策として、集金業務の管理を複数人で分担し、業務ごとに役割分担することが必要だ。そして、金銭のやり取りを、電子化することも有効。取引履歴をリアルタイムで確認できる仕組みを取り入れることで、金銭の流れが「見える化」され、不正行為が発生しにくい環境づくりにつながる。

部活動のお金の管理を一本化

PAY ROUTE(ペイルート)が運営する「スクウる。」
PAY ROUTE(ペイルート)が運営する「スクウる。」

   学校活動あるいは部活動では、現金でのやり取りや管理の不透明さが発生しやすい。こうした課題に対し、集金業務をデジタル化することで「見える化」と「キャッシュレス化」を実現するのが、PAY ROUTE(ペイルート)が運営するサービス「スクウる。」だ。

   集金業務をデジタル化する「スクウる。」は、これまでアナログ管理だった部活動の集金管理をキャッシュレスにする。ワンクリックで収支報告の確認できる機能のほか、システムを自由にカスタマイズでき、たとえば部活動内のチーム編成に応じ、チーム別で集金することが可能となる。

「スクウる。」画面イメージ
「スクウる。」画面イメージ

   集金業務を「見える化」することで、部活動のお金の管理を一本化でき、全体の収支状況をリアルタイムで把握できるようになる。学校としても部活動ごとの集金額や支出状況が一目でわかるようになる。

   また、現金のやり取りをデジタル化する「キャッシュレス化」が、従来のような直接のお金の受け取りをなくし、不正利用が発生するリスクを減らす。

   さらに「スクウる。」は、申請から承認、保護者への通知、集金、経費報告、領収書発行、部活動のチーム編成やポジション管理まで、システムで一貫して行うことができ、作業時間の削減にも貢献する。

セキュリティ面も万全

   セキュリティ面も配慮されている。PAY ROUTE(ペイルート)によると、学校のキャッシュレス化について、従来のキャッシュレス決済は、フィッシング詐欺等のクレジットカード不正利用トラブルや個人情報流出等のリスクが気がかりで、キャッシュレス化が進まない現状があるとする。

   そこでPAY ROUTE(ペイルート)は、個人が特定できてしまうであろう番号との紐づけを一切しないID/パスワードレス決済を可能にする、独自の認証技術「ROUTE CODE(ルートコード)」、および、次世代決済「ROUTE PAY(ルートペイ)」を活用して、「スクウる。」を開発した。

次世代決済「ROUTE PAY(ルートペイ)」
次世代決済「ROUTE PAY(ルートペイ)」

   通常の決済システムは登録時に個人情報と紐づけが必要なのに対して、「スクウる。」は、登録時に個人情報の入力が必要なく、クレジットカード情報もアプリ上に一切保有されず、安心・安全な次世代決済システムだという。

   「スクウる。」には、以下の5つの特長がある。

人為的ミスと支払いトラブルの防止...集金状況の確認が容易になり、紛失やチェック漏れなどのミスを防ぐ。

集金状況の確認と確実な回収...同時に複数人の集金状況を確認でき、効率的な管理が可能。

振替レッスンや遠征費など急な集金にも対応...クレジットカード決済によって、手間がかからず急な集金にも対応。

柔軟な対応...ニーズに合わせてシステムをカスタマイズできるため、使いやすさと効率性が向上する。

安全な決済管理...次世代セキュリティ技術を採用し、クレジットカード情報の漏えいを防ぐ。
「スクウる。」導入の流れ
「スクウる。」導入の流れ

   「スクウる。」の実際に導入した帝京安積高等学校では、

「部活動における現状の各種申請書類等の管理の煩雑さを解消したいと以前から考えていましたが、なかなかいい手段が見つかりませんでした。そうした状況の中、『スクウる。』は、申請から承認、保護者への通知、集金、経費報告、領収書発行まで、システムで一貫して行える他、部活内での生徒のポジション管理などもできる所に魅力と期待を感じました。また、本校業務に沿ったカスタマイズもして頂けるとの事で、導入を決めました」

と担当者がコメントを寄せている。

「スクウる。」導入前→導入後
「スクウる。」導入前→導入後

   一般基本価格目安は、初期費用が100万円~、月額費用は10万円~。そのほか「スクウる。」の詳細は特設サイトまで。

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