森永卓郎さん追悼 宮根誠司「湿っぽく送るのは森永さんらしくない」...「カツラ騒動」も明かす

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   モリタクの愛称で親しまれた経済アナリストの森永卓郎さんが2025年1月28日に原発不明がんのため亡くなった。67歳だった。番組ファミリーだった「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ・読売テレビ系)は29日の放送で明るく送った。

  • 森永卓郎さん(写真:アフロ)
    森永卓郎さん(写真:アフロ)
  • 森永卓郎さん(写真:アフロ)

「あの世でも思いっきり楽しんで」

   番組では2008年の初出演、お堅い経済問題をお茶目にふざけながら解説する映像などが流れ、司会の宮根誠司さんは「森永卓郎さん、14年間、ミヤネ屋のレギュラー務めていただきました。湿っぽく送るのは森永さんらしくないと思うのです」と懐かしがった。

   「経済とかそういうことに関しては、ぶれないんですけど、それ以外のモリタクさんというのは、いらないプライドとか、一切えらそうにしない、いわゆるチャーミングでかわいらしい人間の固まりでしたからね、この人は」と宮根さんは話す。

   そして、こんなエピソードを披露した。

「一時、ここに(頭)ちょっとカツラを載せててね、そのかつら、ずっとホテルの浴室で干してたんですよ。それを忘れて、ミヤネ屋に来て、ホテルが大騒ぎになった。(ホラー映画の主人公の)貞子が出たんじゃないかって。それを面白おかしくしゃべってくれたんですけどね」
「本当に、こうやって(VTRを)見てても、なんか(亡くなった)実感がないんですけど、モリタクさんはやっぱり湿っぽく送るのは違うんで、あの世があるとするならば、われわれが行ったときに、また、面白おかしいものをいっぱい集めて、(趣味だった有名人の)サインをいっぱい集めて、楽しませていたいと思います」

   最後に「モリタクさん、ありがとうございました。あの世でも思いっきり楽しんで、遊んでください」と語りかけた。

(シニアエディター 関口一喜)

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