残った給食でまかない調理→減給にSNS賛否 実は「先に取り分けて...」京都市教委明かす処分理由

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「衛生管理、安全管理の観点から不適切」

   前出の教職員人事課の担当者は、給食調理員2人の処分の理由について、給食の食材は給食費から購入しているため「(食材を)給食でない部分で使って食べるということは本来の目的ではないので、残ったものは適切に廃棄すべき」と説明した。

   給食の食材は少し多めに仕入れるが、処分を受けた2人は「(食材を)先に取り分けて、後々それを給食でないものに使っていた」こともあったと明かし、その部分の流用も含めて不適切だったとした。

   さらに、給食調理員は私的な食材を持ち込み、給食の残りと合わせてまかない料理を作っていたとし、食中毒やアレルギー物質が給食に混入する懸念など、「衛生管理、安全管理の観点から不適切」だったと説明した。

   SNSには、フードロス観点から余った給食を有効利用する仕組みが必要との声も上がっている。教職員人事課の担当者は給食の廃棄への対策について、調理くずや残渣(ざんさ)は週に3回、業者が回収しリサイクル施設に持ち込み、飼料化する取り組みを行っているとした。

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