石丸伸二会見と比較の声あがる一方、フリーの重要性説く声も
「ひろゆき」こと実業家の西村博之氏は28日、Xで「『記者会見が閉鎖的なのは良くない』と思われてたが、 フリーランスを入れると、 『質問なのに自分語りをしたり、要領を得ない質問や、既に答えた質問をするから時間の無駄になる』という事実を浸透させたのは、功績かもしれない。。」とコメントしている。またひろゆき氏の妻でWebデザイナーの西村ゆか氏も同日、Xで「フリーランス記者の敵はフリーランス記者。みたいな会見だった」とコメントしている。
ネットでは、10時間超えのロングラン会見で、15日に新政党を設立するとして都内で会見を開いた元広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)を思い出す人もいたようだ。石丸氏は、15日に都庁記者クラブで会見を予定していたが、案内がネットに流出し、場所を変更し決行。その際、参加条件として「都庁記者クラブに所属していないメディアに関しては、事前申請ならびに、許可制」「許可の可否基準に関しましては、マス媒体の有無もしくは、登録者数100万相当のネット媒体を有するか否か」「会見中、不規則発言等の進行を妨げるような言動、行為のあったメディアに関しては、途中退出」を掲げ、フリーランスなどの記者を事実上排除する形をとった。
フジテレビの会見と比較して「石丸伸二の締め出し会見の有用性がフジ会見であらわになってしまったな」「石丸伸二さんのフリー締め出しも一つの正解だった気がする」といった声があがっている。
一方で、フリー記者を排除することに対しては、「踏み込んだ質問ができる人がいなくなってしまう」「特定の会社に属する記者は、それはそれで何かの柵の中にいる可能性もあるので、フリーの記者という存在は、必要」といった声が寄せられている。