「誤報をこっそりと『修正』するなんて姑息なことは許されない」
週刊文春による記事の修正には、著名人らも多く言及している。
社会学者の古市憲寿氏は、楊井氏による投稿を引用し「昔は『所詮、週刊誌の記事だから』という受け止め方もありました。だけど『週刊文春』が媒体として、日本社会を動かす力を持ってしまった以上、誤報をこっそりと『修正』するなんて姑息なことは許されないと思います。いつも他者に求めているように、なぜ間違いが生まれたのか説明する責任がある」とつづった。
幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏も、記事を引用し「いやこれはダメでしょ」と一蹴。
ノンフィクションライターの石戸諭氏は「昨日の会見でも叫んでる人がいたけど、明らかな修正をした以上、当日については中居さん、文春、フジテレビの説明に差はない」とした。
国際政治学者の三浦瑠麗氏は、27日に行われたフジテレビによる会見での質疑応答での記者らの質問について「週刊文春は肝心の第一報における誤報を訂正しているため、きのうの会見で文春第一報を根拠に質問した記者らは、続報その他訂正記事の確認不足だ」と説明。
「誤報は、本事案とフジテレビを直接結びつけてしまう極めて本質的な部分における誤りであり、週刊誌的に"盛る"箇所ではないはずなので、流石にわざとではないと信じたい。ただ、裏付け努力を尽くした記述とは言い難い」と重要部分なだけに厳しく批判している。
実業家の田端信太郎氏は、「文春も記者会見しろ!」と更なる説明を求めた。
お笑いタレントのエハラマサヒロさんは「ちょっと待って!! 番組編成Aは関係なかったってこんな事許されていいの!? このとんでもないミスは記者会見開かず静かに修正で大丈夫って皆さんどう思うの??」と憤りをあらわにしている。