社会学者の古市憲寿氏が2025年1月26日にXで、はビジネス動画メディア「ReHacQ(リハック)」に出演した石破茂首相の言動への困惑を明かした。
「ちっとも未来の話が出てこない」
石破氏は同日公開された「ReHacQ」の動画に出演し、映像ディレクターの高橋弘樹氏と首相官邸で対談した。
古市氏はXで「ReHacQ」の公式アカウントの宣伝ポストを引用し、「うっかり観ているのだけど、想像の何十倍も石破さんがひどくて震えてる」と石破氏の言動への困惑をつづった。
その内容について古市氏は、「何を聞かれても昭和の昔話から始まる」「最近のこととして出してくる話題は約10年前のこと。ちっとも未来の話が出てこない」と指摘した。
実際、動画内では自身の施政方針演説の中の「楽しい日本」というワードについて聞かれた石破氏が、明治維新の話からスタートして10分間ほど昭和の話を続ける場面があった。また、石破政権の柱となっている「地方創生 2.0」について質問され、1972年に首相に就任した田中角栄氏の話から始める一幕もあった。
この様子について 古市氏は、「高橋さんが、田舎のおじいちゃんの話を聞いてあげてる、いい孫みたい笑」と皮肉をつづっていた。