お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さんが2025年1月27日に公式YouTubeチャンネルを更新し、パワハラ疑惑が報じられたよゐこの濱口優さんに物申した。
「こんなんきっと嘘やわぁ」「かわいそう」と同情するも...
濱口さんは2024年末をもって、34年間所属した松竹芸能を、有野晋哉さんとのコンビを継続したまま退所。そんな中1月16日の「NEWSポストセブン」で、濱口さんによる事務所マネージャーへのパワハラ疑惑が伝えられた。報道によれば、濱口さんはマネジャーに対し、大勢のスタッフがいる前で罵倒する、台本が気に入らないとドタキャンを匂わせる、機嫌が悪いと無視をするといったパワハラとも取れる言動をしていたという。その結果、これまで20名近くのマネジャーが離脱し、ついには誰も担当に付きたがらなくなったという事情が退所の裏にあったと報じられていた。
今回の動画は、SNSで最近話題になったニュースについて、賛成と否定両方の立場から意見を述べる恒例企画「1人賛否」。その中で粗品さんは、濱口さんのパワハラ報道に言及した。「そんな人やと思ってなかった。優しくて、天然で、抜けてるとこあってみたいな」と言いつつ、「こんなんきっと嘘やわぁ。だからかわいそう」と同情する素振りを見せた。しかし次の瞬間「ただぁ!」と決め台詞を叫び、「身内にパワハラしていいぐらいの能力とカリスマ性が、まぁ、この人にはないかな」とバッサリ斬り捨てた。
「気い付けなあかんな。他人事とは思われへんわこれ」
続けて「僕、パワハラに造詣が深いんですけど」とした上で、「能力と実績をギリギリのバランスでやらなあかんねんこれ。スタッフにきつく当たるとか、スタッフに怒る......。これが罵倒までいったらたしかにあかんで。俺、罵倒はせえへんわ。『お前何もできへんのぉポンコツ』とか。こんなんは言ったことない。あくまで仕事のミスに対するキツイ言い方とかはする」と、自身がスタッフを叱責する時のスタンスを語った。
さらに、「能力と実績、カリスマ性。これ俺上手いんかもな?」とも。「それでもまだついてきてくれてる。吉本の社員さんとかマネジャーとかテレビのスタッフとかYouTubeのスタッフとかがギリギリやと思うけど。それでもついてきてくれてる人がまだおるから俺は」と自画自賛した一方で、「気い付けなあかんな。他人事とは思われへんわこれ」と気を引き締めた。