スポンサーのフジ離れ、世論を気にしたとの見方も
同紙によると、ジャニー喜多川氏の問題で、スポンサーが何もしなかったと非難されたため、今回は、自らが変わったことを示そうと次々にCMを差し替えているという。喜多川氏の問題が転換点となり、性加害について不寛容な時代になったと同紙では指摘している。
今回の問題は、お笑い芸人の松本人志さん(61)の女性トラブル以上に海外メディアから注目を集めていると、1月25日ごろにXで話題になった。
「海外の方がこういうの厳しいからなぁ。。」「企業が関わってるとなるとヤバさの桁が違ってくる」「フジテレビは旧ジャニーズ問題で何を学んだんだ?」といった意見が書き込まれている。
女性トラブルに対して厳しいのは、メディアばかりではない。フジテレビの株を所有する米投資ファンドのダルトン・インベストメンツも、この問題に怒りを示し、第三者委員会を設置するよう求めた。港社長らの17日の会見についても、やり直しを求め、今回の再会見もどう評価するかは予断できないようだ。
「外圧」が影響しているかは不明だが、「やはり頼りになるのは海外だな」「外圧でしか改革ができないというのが悲しい」との声が上がり、海外の世論に敏感な大手スポンサーがフジテレビから離れているのもその影響ではないかとの見方も出ていた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)