俳優の遠野なぎこさんが2025年1月25日、愛猫が自身に与えた大きな影響についてインスタグラムで明かした。
遠野さんは24年4月に、ペットショップからラグドール「愁くん」を迎え入れたと報告していた。以前飼っていた猫2匹の死を経て、4年ぶりの飼育となる。
「徐々にママと一緒に寝てくれるようにもなり」
遠野さんは愁くんの写真を公開しながら、「この子は、私の道標なのです」と書き出した。ペットショップで出会った際は生後5か月だったといい、
「私、耐えられなかったんだよね。こんなケージの中で5ヶ月の間人目に晒されて生きてきたの!?って。私が引き取らなきゃ、これ以上大きくなったらこの子どうなるの!?って」
と回想。その後については「家に迎えた瞬間から、暴れん坊ぶりが凄くて...まぁ、今も凄いけど笑」と振り返りつつ、
「それでも徐々にママと一緒に寝てくれるようにもなり、体調も崩さず、お粗相もせず、スクスクと育ってくれております。一番幸せなのが、こんな風にアンヨをピッタリくっつけて...お手てを繋いでグッスリとオネンネしてくれる時間」
と感慨にふけった。一方で、「...愁くんと出会わなければ、もう私はこの世に存在しなかったかもしれません」と明かした。
「この数年、色々あり過ぎて感情を失っていたのです」
さらに当時を振り返って、遠野さんは「それくらいギリギリの時期でした」といい、次のような思いを伝えている。
「この数年、色々あり過ぎて感情を失っていたのです。そんな失った感情を取り戻すくらい、"命の温もり"と触れ合う生活は大きな出来事だったのだと思います。それは、動物ではなく人間でも一緒で。"温もり"は本当に大切だと思います」