引退を発表したタレント・俳優の中居正広さんの女性トラブルに関連して、幹部の関与が報じられているフジテレビの今後について、衣料品通販「ZOZO」創業者で実業家の前澤友作氏や「ホリエモン」こと堀江貴文氏がXで反応している。フジテレビの親会社の株式をめぐる話題で2人の名前が登場したためだが、こういった声は「他人任せのスタンス」だとして、総じて反応は冷ややかだ。
「ホリエモンに買われるくらいなら...」
女性とのトラブルを認めていた中居さんは、2025年1月23日に芸能界からの引退を発表した。
引退に伴い公開した文書では、女性トラブル問題について「これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります」とし、「全責任は私個人にありますとした中居さん。
一方で、週刊文春がフジテレビ社員の関与疑惑も次々に伝え、17日には、同局の港浩一社長が臨時の定例会見を開いた。しかし、会見内容が不十分だと批判を受け、CMの差し止めが相次ぎ、「ACジャパン」に差し替えられるような事態になるなど、問題が拡大していた。
こうした中、写真週刊誌「フライデー」は25日にウェブサイトで、混乱するフジテレビ局員らについて「『ホリエモンより前澤氏に買ってほしい...』CM差し止め70社超! フジ若手局員の『ホンネと反発』」との記事を公開した。
記事では、若手局員らが港社長による会見に不信感を抱いていることなどを伝えたほか、堀江氏らによる「株主総会への出席計画」についても伝えた。
トラブルをめぐっては、堀江氏をはじめとする複数の著名人らがフジテレビの親会社にあたる「フジ・メディア・ホールディングス」の株式を取得し、定時株主総会に参加する意向を示している。
こうした動きについて、「大御所放送作家」によるコメントとして「フジ社内では『ホリエモンに買われるくらいなら、元ZOZOの前澤友作さん(49)に買ってほしい』という声があがっていましたよ」と伝えていた。