人気ロックバンド「ヤバイTシャツ屋さん」ギター・ボーカルの、こやまたくやさんがXで2025年1月24日、ライブ中の痴漢行為をめぐって注意喚起した。
「昨日は警察を呼び、対応してもらいました」
こやまさんは24年1月14日にも、ライブ中に痴漢被害者が出たとしてXで問題視するとともに、赤地に黄文字で「SOS」と書かれた画像を投稿していた。非常時にスマホで表示させ、掲げることで助けを求められるようにとの思いで作成したものだ。
その約1年後、同バンドが東京都内でライブ開催した翌日にあたる25年1月24日、こやまさんはXに画像を再掲。「昨日はライブ中にこの赤いSOS画面をステージに向けてくれた方がいて、客席で問題が起きている事に気がつく事が出来ました」と明かし、
「痴漢や不審な行為があった時、体調が悪くなった時などもこの画面を掲げてください。見つけ次第演奏止めます。スタッフが駆けつけます。場合によっては警察を呼びます。昨日は警察を呼び、対応してもらいました」
と呼びかけた。続けて、「この画面、ステージからでも凄くよく見えました。絶対にライブハウスから痴漢を撲滅します。みんなが見ています」とも注意喚起している。
「痴漢は犯罪です。もう一度言います。犯罪です」
23日のライブ直後には、ベース・ボーカルのありぼぼさんも1300字超の長文を投稿し、
「痴漢は犯罪です。もう一度言います。犯罪です。被害に遭われた方、怖い思いをさせて本当にすみません。そのあと事情聴取で時間も無駄にさせてすみません。時間かかるからもう諦めて帰った方もおるって聞きました。本当にすみません」
などと、ライブ中に「犯罪行為」があったと報告していた。また「犯罪したやつだけが罪悪感を持て」と一喝し、
「犯罪するような人は罪悪感なんかもうないんやろうけど、ほんまに音楽が好きで音楽に救われてるような人たちの心を踏みにじるようなことはまじでせんといて。それができひんねやったらもうどこのライブにも二度と来んといて。もはやライブに限った話ではない。どこにも行くな」
と訴えた。ファンに向けては下記のようにも伝えている。
「こういった犯罪行為以外でも、体調が悪くなったときや他に何か緊急自体が起こったときにはライブ中でも、曲中でも、どんなときにでもSOS画面を掲げてください。曲を止めてしまうかも、雰囲気を壊してしまうかもなどの心配はご無用です。
勘違いでも大丈夫やから、ご本人でも周りの方でも何か異変に気づいたら遠慮なくご活用ください。なるべく使う場面がない方がいいけど、お守りとして保存しといてもらえると助かります」
再掲です。昨日はライブ中にこの赤いSOS画面をステージに向けてくれた方がいて、客席で問題が起きている事に気がつく事が出来ました。痴漢や不審な行為があった時、体調が悪くなった時などもこの画面を掲げてください。見つけ次第演奏止めます。スタッフが駆けつけます。場合によっては警察を呼びます… https://t.co/jNOkd00Clj pic.twitter.com/LAhk6v33DS
— こやまたくや(ヤバイTシャツ屋さん) (@yabaT_koyacial) January 24, 2025
痴漢は犯罪です。
— ありぼぼ(ヤバイTシャツ屋さん) (@yabaT_aribobo) January 23, 2025
もう一度言います。犯罪です。
被害に遭われた方、怖い思いをさせて本当にすみません。
そのあと事情聴取で時間も無駄にさせてすみません。
時間かかるからもう諦めて帰った方もおるって聞きました。本当にすみません。
勇気を振り絞って助けてくれた人、ほんまにありがとう。… pic.twitter.com/GFVTDNy4xy