亀田大毅氏、井上尚弥「防衛戦」に私見 世界11位キムと「なんで試合をやるのか?」「プラスがひとつもない」

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「キムは他の日本人ボクサーにもやられるレベル」

   現役時代、フライ級とスーパーフライ級の2階級を制し、8度の世界戦を行った亀田氏。現役引退後はKWORLD3ボクシングジムの会長として多くの興行に関わっていることから、井上が世界戦を中止せずに代替選手と試合を行う「意図」を、こう推測しつつ私見を述べた。

   「おそらく(井上は)アンダーカード(前座)のことを思っている。例えば、井上選手が試合すらやりませんとなったら、アンダーカードの人たちがいる。でも、井上選手のことを考えたら、やらない方がいい。絶対にやらない方がいい。プラスがひとつもない」

   このように亀田氏が、キム戦は「プラスがひとつもない」と主張する理由を、次のように説明した。

   「例えば、キム・イェジョン選手にジャブ一発もらっても『えっ?』て。4ラウンドいったとしても『えっ?』て、なるレベル。キム・イェジョン選手が悪いのではなく、キム・イェジョン選手は他の日本人ボクサーにもやられるレベル。(キム・イェジョンは)日本人との対戦成績はいいですけど。だからなんでここやるんだろうと」

   スポーツ紙の報道によると、キムはこれまで日本人選手と7度対戦して全勝だという。「日本人キラー」が、「モンスター」を苦しめることができるのか。井上の25年初戦に注目が集まる。

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