韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)が2025年1月22日、米国野球殿堂入りを果たしたイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター、51)の特集記事を公開し、イチロー氏の功績を称賛した。
大リーグ1年目に首位打者、盗塁王、シーズンMVP
大リーグで大きな功績を残した選手などが対象となるアメリカ野球殿堂入りが2025年1月21日に発表され、大リーグ通算3089安打を記録したイチロー氏が選出された。日本人選手の殿堂入りは初めて。
愛知県出身のイチロー氏は、91年ドラフト会議でオリックスから4位で指名され入団。94年にレギュラーの座をつかむと、94年から00年まで7年連続で首位打者のタイトルを獲得した。
00年オフにポスティングシステムを利用して大リーグのシアトル・マリナーズに移籍し、日本人野手初の大リーガーとなった。
大リーグ1年目の01年シーズンは、157試合に出場して242安打、打率.350、56盗塁を記録。首位打者、盗塁王のタイトルを獲得し、シーズンMVPなど数々の賞を受賞した。
野球人気の高い韓国では、各メディアがイチロー氏の偉業達成を報じた。
「スポーツ朝鮮」は、「日本が選ぶ『イチロー最高の名場面』我々も忘れられないあの決勝打」とのタイトルで記事を展開した。