女性トラブル問題の影響が広がる中で、タレントの中居正広さん(52)が2025年1月23日、芸能界から引退すると有料の会員サイトで報告し、ネット上で驚く声が広がっている。
「私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします」。中居さんは、「少しでもお先にご報告」として、サイト上のお知らせでこう切り出した。
「全責任は私個人に」引退発表で強調
そして、その経緯を報告し、「私がこれまでに携わらせて頂きましたテレビ各局、ラジオ、スポンサーの皆さまとの、打ち切り・降板・中止・契約解除等に関する会談がすべて終了し、本日となった次第でございます」と述べた。
続いて、「これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります。全責任は私個人にあります。これだけたくさんの方々にご迷惑をおかけし、損失を被らせてしまったことに申し訳ない思いでなりません」と説明した。
「そして、改めて、相手さまに対しても心より謝罪申し上げます。関係者各位の皆さま、ご迷惑をおかけしました。重ねて、お詫び申し上げます。大変、大変申し訳ございませんでした。ヅラの皆さん 一度でも、会いたかった 会えなかった 会わなきゃだめだった こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい。さようなら...。」
中居さんは、24年末に女性トラブルが女性セブンなどに報じられ、テレビなどのレギュラー番組が次々に差し替えられるなどした。25年1月9日に公式サイトで初めて説明し、「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」とも明かした。
その一方で、週刊文春がフジテレビ社員の関与疑惑も次々に伝え、17日には、同局の港浩一社長が臨時の定例会見を開いた。しかし、不十分だと批判を受け、CMが次々にACジャパンに差し替えられるような事態になって、騒動が拡大していた。