タレント中居正広さん(52)の女性トラブルを巡って、社員関与の疑いが報じられたフジテレビに対し、CMを差し替えないスポンサーに批判が相次ぐ事態になっている。
そんな中で、CMを流している弁護士事務所は、資金力のある大手とは違うと、X投稿で懐事情に理解を求めた。それは、広告費が戻って来ないからだが、その対処について、ネット上で議論になっている。
弁護士事務所「資金力のある大手とは違う」
CMについて、Xで投稿したのは、ベリーベスト法律事務所代表の酒井将弁護士(@sakaisusumu_vb)だ。
同事務所は、酒井氏のXプロフィールによると、2024年10月時点で約350人の弁護士が所属し、拠点数は国内トップだといい、同年1月からは、俳優の要潤さん(43)が出演するテレビCMも流している。
酒井氏は25年1月21日、「フジテレビでテレビCMを流していると、視聴者の方々からご批判のご連絡をいただく」と自らのXでこう明かしたうえで、「全くのとばっちり」だと訴えた。
「CMをAC広告に切り替えたところで、投下した広告費が戻ってくるわけでもなく、広告費用分の損害が発生するだけである。フジテレビが損害を補填してくれるわけでもない。ナショナルスポンサーのようにCM費用をドブに捨てられるほどの資金力があるわけではないから、イメージが悪くなるリスクを冒してでも、テレビCMを流さざるを得ない」
しかし、CMをACジャパンのものに差し替えないと、事務所が「接待を受けていたのに違いない」と「想定の斜め上から」の指摘を受けたりする、とも明かした。
この投稿は、ベリーベスト法律事務所がフジテレビで多数CMを流しており、どんな接待を受けていたのかというXの反応を受けて行っていた。
酒井氏は続く投稿で、CMを流す意義についても、次のように説明した。